2024年3月の権利付き最終日は27日
この日の引けまで持っていれば配当金、株主優待が貰えるが、28日が権利落ち日で株価は一旦下がります
落ちてもまた上がって来そうな銘柄を選出して紹介します
3月が権利月の高配当銘柄は多く、優良な株主優待もたくさんあります
厳選して選びましたので参考にしてください
株価、配当利回りは2月22日時点の数字です
おすすめ高配当株銘柄
9434 ソフトバンク
※去年3月、9月にも紹介
配当利回り 4.35%
株価 1978円
最低投資金額 197,800円
1株配当金 86円
3月1株配当金 43円 100株 4,300円
株主優待 なし
ソフトバンクグループの中核
『ソフトバンク』、『ワイモバイル』展開の通信会社
2月7日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比20.0%減の4066億円に減った
併せて通期の同利益を従来予想の4200億円→4620億円(前期は5313億円)に10.0%上方修正し、
減益率が21.0%減→13.1%減に縮小する見通しとなった
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比61.9%減の1045億円に大きく落ち込み、
売上営業利益率は前年同期の32.2%→13.8%に急低下
株価は、決算発表で少し下がりましたが上昇して来ており高値を更新する勢いのある銘柄です
2148 アイティメディア
配当利回り 5.92%
株価 1944円
最低投資金額 194,400円
1株配当金 115円
3月1株配当金 100円 100株 10,000円
株主優待 なし
IT系ネットメディア運営
広告が収益の柱、ソフトバンクグループの子会社
1月31日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比28.4%減の10.5億円に減り、
通期計画の16.2億円に対する進捗率は64.9%にとどまり、5年平均の75.3%も下回った
1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比12.2%増の5.6億円に伸びる計算になる
今期の年間配当を従来計画の30円→115円(前期は28円)に大幅増額修正
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比35.9%減の3.3億円に落ち込み、
売上営業利益率は前年同期の35.2%→26.6%に低下
株価は決算発表で配当金大幅増額修正し、大きく上昇して上昇中の銘柄です
7239 タチエス
※9月にも紹介
配当利回り 4.58%
株価 2028円
最低投資金額 202,800円
1株配当金 92.8円
3月1株配当金 46.4円 100株 4,640円
株主優待 なし
独立系自動車シート大手
ホンダ、日産向け中心
2月9日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は46.1億円の黒字(前年同期は37.1億円の赤字)に
浮上し、通期計画の65億円に対する進捗率は70.9%となった
1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比66.8%減の18.8億円に大きく落ち込む計算になる
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比15倍の27.3億円に急拡大し、
売上営業利益率は前年同期の0.7%→2.5%に改善
株価は、決算発表で底打ちして上昇し高値を更新する勢いのある銘柄です
8890 レーサム
配当利回り 5.06%
株価 3460円
最低投資金額 346,000円
1株配当金 175円
3月1株配当金 175円 100株 17,500円 期末一括配当
株主優待 なし
オフィスやマンションなど収益不動産を組成・販売
香港ファンドの傘下
2月9日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.0倍の108億円に急拡大し、
通期計画の168億円に対する進捗率は5年平均の51.3%を上回る64.5%に達した
1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比41.4%減の59.6億円に落ち込む計算になる
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は13.9億円の黒字(前年同期は5億円の赤字)に浮上し、
売上営業損益率は前年同期の-5.0%→13.6%に急改善
株価は増配してから下値を割らずに安定した動きをしている銘柄です
5401 日本製鉄
※9月にも紹介
配当利回り 4.46%
株価 3588円
最低投資金額 358,800円
1株配当金 160円
3月1株配当金 85円 100株 8,500円
株主優待
抽選で工場見学会招待 1000株以上
抽選で『鹿島アントラーズ』試合観戦招待 5000株以上
粗鋼産業で国内首位、世界4位
技術に定評、高級鉄板で圧倒的
2月7日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比14.7%減の4409億円に減った
併せて通期の同利益を従来予想の4200億円→4700億円(前期は6940億円)に11.9%上方修正し、
減益率が39.5%減→32.3%減に縮小する見通しとなった
10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1197億円→1697億円(前年同期は3216億円)に41.7%増額し、
減益率が62.8%減→47.2%減に縮小する計算になる
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比2.8%減の1406億円となり、
売上営業利益率は前年同期の10.5%→8.7%に低下
株価は、決算発表から下がりましたが戻してきており、上昇してきそうな銘柄です
1898 世紀東急
※9月にも紹介
配当利回り 4.64%
株価 1941円
最低投資金額 194,100円
1株配当金 90円
3月1株配当金 45円 100株 4,500円
株主優待 なし
東急建設系の道路舗装大手
環境対応や景観など技術多彩
2月6日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比85.8%増の27.2億円に拡大したが、
通期計画の48.2億円に対する進捗率は56.6%となり、5年平均の56.3%とほぼ同水準
1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比77.5%増の20.9億円に拡大する計算になる
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比40.8%増の17.1億円に拡大し、
売上営業利益率は前年同期の4.8%→7.0%に改善
株価は上昇中で、2/7に上場来高値を更新して勢いのある銘柄です
5020 ENEOSホールディングス
※9月にも紹介
配当利回り 3.42%
株価 644.1円
最低投資金額 64,410円
1株配当金 22円
3月1株配当金 11円 100株 1,100円
株主優待 なし
石油元売り最大手
国内シェア5割の石油売り首位
2月9日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比2.2倍の2067億円に急拡大し、
通期計画の2400億円に対する進捗率は86.2%に達し、5年平均の68.4%も上回った
1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比30.4%減の332億円に落ち込む計算になる
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は350億円の黒字(前年同期は1527億円の赤字)に浮上し、
売上営業損益率は前年同期の-3.7%→2.6%に急改善
株価は2/19に年初来高値を更新して上昇傾向な銘柄です
おすすめ株主優待銘柄
9432 日本電信電話
配当+優待利回り 11%
株価 180.6円
最低投資金額 18,060円
1株配当金 5円
3月1株配当金 2.5円 100株 250円
株主優待
優待割引券
100株以上で獲得
※継続保有の株主のみ贈呈
継続保有2年以上3年未満の株主には1500ポイント
継続保有5年以上6年未満には3000ポイント
国内通信事業大手 NTTグループ持株会社
固定電話独占、光回線高シェア
2月8日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比2.1%減の1兆111億円となり、
通期計画の1兆2550億円に対する進捗率は5年平均の89.8%を下回る80.6%にとどまった
1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比35.0%増の2438億円に拡大する計算になる
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比1.3%増の3402億円となり、
売上営業利益率は前年同期の16.0%→16.0%とほぼ横ばいだった
株価は1/23に年初来高値を更新して少し下がっていますが長期的に見ても上昇傾向で長期的に見てもおすすめです
2730 エディオン
配当+優待利回り 4.9%
株価 1511円
最低投資金額 151,100円
1株配当金 44円
3月1株配当金 22円 100株 2,200円
株主優待
自社ギフトカード
100株以上 3000円相当
500株以上 10000円相当
1000株以上 15000円相当
2000株以上 20000円相当
5000株以上 25000円相当
10000株以上 50000円相当
※自社グループ店舗で利用可
※1年以上2年未満継続保有の場合
100株以上500株未満 1000円相当を追加
500株以上 2000円相当を追加を追加
2年以上3年未満の場合
100株以上500株未満 2000円相当を追加
500株以上 3000円相当を追加
3年以上の場合
100株以上500株未満 3000円相当を追加
500株以上 4000円相当を追加
西日本地盤の家電量販店大手
ニトリHDと資本業務提携 店舗名を『エディオン』に統一
2月2日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.2%減の125億円に減り、
通期計画の195億円に対する進捗率は64.5%にとどまり、5年平均の78.4%も下回った
1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比32.0%増の69.2億円に拡大する計算になる
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比60.3%減の15.2億円に大きく落ち込み、
売上営業利益率は前年同期の2.1%→0.8%に悪化した
株価は2/5に年初来高値を更新して下落していますが底値付近で長期的に見て上昇してきそうな銘柄です
4680 ラウンドワン
※9月にも紹介
配当+優待利回り 4.65%
株価 688円
最低投資金額 68,800円
1株配当金 12円
3月1株配当金 7円 100株 700円
株主優待 3月末 6月末 9月末 12月末 計4回
優待割引券(500円) 健康ボウリングレッスン優待券1枚
100株以上 1枚
500株以上 3枚
1000株以上 5枚
3000株以上 8枚
6000株以上 10枚
1000円以上の利用につき1日1枚利用可能
会員入会券1枚
300株以上
300株以上1500株未満の株主はクラブ会員
1500株以上3000株未満はシルバー会員
3000株以上6000株未満はゴールド会員
6000株以上はプラチナ会員
複合レジャー大手
ボウリング、カラオケ、ゲーム、時間制スポーツなど複合エンタメ施設を展開
2月9日発表の決算では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比50.1%増の132億円に拡大し、
通期計画の226億円に対する進捗率は5年平均の41.2%を上回る58.5%に達した
1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比19.4%増の94億円に伸びる計算になる
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同一期間比59.7%増の27.1億円に拡大し、
売上営業利益率は前年同一期間の5.8%→7.9%に改善した
株価は2/14に年初来高値を更新して上昇中の銘柄です
最後に
高配当株投資や株主優待投資は必ず上がる、損をしない銘柄ではありません
下がる可能性も十分にあり、投資は自己責任です
ですが、株を買ってお金や優待が貰えるのは嬉しく、調べていくうちに楽しくなってきます
そうすることで損をするリスクを少なくすることができますので
ぜひ参考にしてみてください
最後までお読みいただきありがとうございました。